キタサンブラック産駒のクロワデュノールが東京優駿ーG1を制覇。第92代ダービー馬に
6月1日(日)、東京競馬場で行われた第92回東京優駿ーG1は、キタサンブラック産駒のクロワデュノールが優勝しました。
デビューから無傷の3連勝でホープフルステークスーG1を制したクロワデュノール。前走・皐月賞ーG1ではゴール前でミュージアムマイルに差され、惜しくも2着に敗れましたが、
ファンからの信頼は揺るがず、ダービーでも単勝2.1倍という圧倒的な支持を集めての出走。その期待に見事応え、堂々の戴冠を果たしました。
なお、皐月賞を1番人気で敗れた馬が日本ダービーでも1番人気に支持されたのは、史上3頭目。その中でダービーを制したのは、クロワデュノールが史上初の快挙となります。
キタサンブラック産駒としてのJRA・GⅠ勝利はこれが通算9勝目。クラシック制覇は2023年の皐月賞馬・ソールオリエンスに続き、2頭目となりました。
同日行われた京都11R・白百合ステークスーLでも、キタサンブラック産駒のライトトラックが勝利。
現3歳世代の出走頭数がわずか56頭という中で、JRA世代別リーディングサイアーランキングでは堂々の2位にランクインしており、産駒全体の高い能力が際立っています。
日本ダービーの興奮冷めやらぬ中、来週からは早くも2歳戦がスタート。
キタサンブラックの2歳世代は過去最多となる133頭が血統登録されており、今後もキタサンブラック産駒の活躍から目が離せません。