ハーツクライ産駒のリスグラシューがコックスプレート-豪G1を制覇。
Photo : J. Fukuda
ハーツクライ産駒のリスグラシューが、10月26日(土)にオーストラリアのムーニーバレー競馬場で行われたコックスプレート-豪G1に勝利しました。日本調教馬による同レース制覇は史上初で、先週のコーフィールドカップ-豪G1を制したメールドグラースに続く2週連続の日本調教馬による豪州G1制覇となりました。
毎年JRAリーディングサイアーランキングにおいて上位に名を連ねているハーツクライ。今年も例外ではなく、現在2位にランクインしており、なかでも2歳戦に目を向けると、すでに2頭の重賞馬を送り出しています。ゆるやかな成長曲線を描き、産駒にたしかな成長力を伝えるハーツクライですが、今回勝利したリスグラシューも2歳時に重賞勝ちを記録し、クラシック戦線の中心としても活躍し、古馬になってG1勝利を果たしています。例年にも増して、多くの素質馬に恵まれているハーツクライが、来年のクラシック戦線はもちろん、国内外の大舞台においても、活躍馬を送り出すことでしょう。