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オルフェーヴル産駒のラッキーライラックがエリザベス女王杯-G1を連覇。

                                   Photo : J. Fukuda

オルフェーヴル産駒のラッキーライラックが、11月15日(日)に阪神競馬場で行われた第45回エリザベス女王杯-G1に勝利し、昨年に続いて連覇を達成。今回の勝利で4度目のG1タイトルを獲得しました。また、同日に福島競馬場で行われた第56回福島記念-G3を同じくオルフェーヴルを父にもつバイオスパークが制し、2つの重賞レースを制覇しました。

これまでに4世代の産駒が競走馬としてデビューを迎えたオルフェーヴルは、ラッキーライラックを筆頭に来年度から種牡馬入りが決定しているエポカドーロなどの活躍馬を送り出し、現在、総合サイアーランキングで4位に入るなど安定した活躍を見せています。

初年度産駒から2頭のG1勝ち馬やほかにも重賞勝ち馬を輩出し、種牡馬能力の高さを証明してきた一方で、生産界では「安定感に欠ける」などといった声もささやかれてきました。しかし、初年度産駒から得た経験をもとに、配合や育成方法などが試行錯誤され、その結果が現在の種牡馬成績にしっかりと反映されています。

芝・ダート、距離など環境を問わず、各カテゴリーにおいて活躍馬を送り出しており、種牡馬としてマルチな才能が開花しつつありますが、やはり種牡馬オルフェーヴルには、勝敗にかかわらず規格外のパフォーマンスを見せた競走時代のように、父としても規格外の成績を残してくれることを期待してしまいます。

オルフェーヴル