ロードカナロア産駒のアーモンドアイがラストランを勝利で飾る。
ロードカナロア産駒のアーモンドアイが、11月29日(日)に東京競馬場で行われた第40回ジャパンカップ-G1を制し、ラストランを勝利で飾りました。
アーモンドアイは2018年に史上5頭目となる牝馬三冠を達成し、勢いそのままに同年のジャパンカップ-G1を芝2400mの世界レコード2:20.6で制しました。その後もドバイで海外G1初制覇や天皇賞(秋)-G1を連覇するなど、通算G1タイトル9勝を記録。生涯獲得賞金は19億円を超え、キタサンブラックを抜いて、歴代最高獲得賞金の記録を樹立しました。
日本競馬史上初となる3頭の三冠馬が出走した今回のレースでは、現役最強馬が次世代を代表する2頭に対し、今後の日本競馬を託したように感じました。
「現役最強」の称号そのままにターフを去ることになったアーモンドアイですが、今後はその称号を受け継ぐにふさわしい馬が現れることを期待しています。