シャフリヤールのスタッドインが決定
2025年よりシャフリヤールを社台スタリオンステーションに導入いたします。
2歳の10月にデビューしたシャフリヤール。3歳初戦の共同通信杯ーG3は3着に敗れたものの、次走の毎日杯ーG3では芝1800mのJRAレコードタイム(当時)で勝利し重賞初制覇を果たしました。
そして迎えた2021年の日本ダービーーG1では、早めに抜け出した無敗の皐月賞馬エフフォーリアをハナ差で捕らえ、第88代ダービー馬に輝きました。
4歳時にはドバイシーマクラシックーUAE G1で、前年のBCターフー米G1勝ち馬Yibirを抑えて勝利。日本ダービー馬として初の海外G1制覇という快挙を成し遂げました。
その後も国内外で活躍を続け、特に海外遠征では、BCターフー米G1で2度の3着や2024年のドバイシーマクラシックーUAE G1では、G1・7勝馬のRebel’s Romanceには敗れたものの、3冠牝馬リバティアイランドを含む日本馬4頭の中で最先着となる2着を記録するなど、海外の強豪たちと互角に渡り合いました。
引退レースとなった2024年の有馬記念ーG1では、レガレイラとの壮絶な叩き合いの末ハナ差で敗れ、有馬記念史上初となる16番枠での優勝という快挙にはあと一歩届かず2着に終わったものの、その熱戦は日本中の競馬ファンを大いに沸かせる結果となりました。
父のディープインパクトは、産駒のキズナが2024年の総合リーディングサイアーランキング1位、また、母父としても総合BMSランキング1位を記録しており、日本競馬全体に大きな影響を与え続けています。
母のドバイマジェスティは、BCフィリー&メアスプリントー米G1などを勝ち、米牝馬チャンピオンスプリンターに輝いた名牝。母としてもシャフリヤールの他に皐月賞馬アルアインを輩出するなど、その優れた能力を産駒に伝えています。
初年度の種付料は「250万円( 受胎条件 フリーリターン特約付帯)」となります。
生産牧場・繁殖牝馬所有者の皆様、配合のご検討をよろしくお願いいたします。