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新種牡馬イスラボニータがスタッドイン

イスラボニータ

イスラボニータ

12月29日(金)午前7:00ごろ、イスラボニータ(詳細ページ)が無事に到着いたしました。来年度より社台スタリオンステーションの種牡馬として新たなスタートを切ります。

5月21日の遅生まれながら、2歳6月の新馬戦開幕週にデビュー勝ちを収め、その後は東京スポーツ杯2歳Sのレコードを更新。3歳時は皐月賞を制してクラシックウィナーとなり、日本ダービーは僅差の2着に健闘しました。秋には菊花賞トライアルのセントライト記念をステップに天皇賞(秋)へ出走。スピルバーグやジェンティルドンナを相手にタイム差0.2秒、堂々の3着(1番人気)となりました。その後は勝ち鞍から遠ざかりますが、0.5秒以上離されて入線をしたレースが非常に少なく、高いレベルで堅実に活躍を続けました。今年に入りG2を2勝し久々の美酒を味わい、引退レースとなった阪神Cではトラックレコードを記録。2歳時と引退年となった6歳時にレコードを記録したことや、一般的な父フジキセキ産駒と比べて距離に融通が利くことは、❝早熟性と高いスピード能力❞と❝クラシック戦への適性と豊かな成長力❞を兼備することが求められる近代競馬の種牡馬として、高い資質があることを証明しています。芝7Fのトラックレコードを更新した競走馬とは思えないような、しなやかで大きなストライドを生かした走法も大きな特長で、父フジキセキの後継種牡馬の中でも特に目立つ存在となっていくでしょう。