NEWS

米チャンピオンスプリンター・ドレフォンを導入

ドレフォン(Drefong)

12月22日(金)に新種牡馬のドレフォンが社台スタリオンステーションに到着いたしました。

本馬の詳細はこちら

ドレフォン

本馬・ドレフォン(Drefong)は、2014年度のキーンランドセプテンバーセールにおいて45万ドル(父の初年度産駒としてはかなりの高評価)で落札され、競走成績は9戦6勝。2歳時の2015年11月に9馬身半差をつけ初勝利。3歳時はキングズビショップS(G1)に勝利し重賞初制覇をG1で飾りました。その後のBCスプリント(G1)も制し、初勝利から5連勝でエクリプス賞チャンピオンスプリンター牡馬に選出。今年のフォアゴーS(G1)では後続に4馬身差をつけ、大楽勝の逃げ切り勝ち。最後に流す余裕を見せたにもかかわらず、このレースの勝ちタイムは、トラックレコードに0.4秒差の好時計でした。デルマー競馬場で行われたビングクロスビーS(G1)では、スタート直後に内ラチのスポットへと逃避したため落馬競走中止。同競馬場で行われたBCスプリント(G1)でも、内ラチが改修されてはいたものの、前走のように内枠発走でラチを気にしてしまい、スタートから流れに乗れず悔しい敗戦となってしまいました。

番組編成を見ると大半のレースがスプリント戦という北米競馬のなか、3歳時に全米最速の座を勝ち獲った本馬ですが、その姿を見ると良い意味での違和感があり、現地で観戦していた弊社海外担当が「BCスプリントのパドック周回の中に、一頭だけBCマイル(芝8F)の出走馬が混ざっているようだった。」という印象を持ったほどです。

ドレフォン(Drefong)

一般的なダートスプリンターとは異なる筋肉の質感や、柔らかな動きの手先には軽さがあり、ガッシリとした骨格を厚い筋肉が包みながらも、背腰をはじめ後躯のしなやかな力強さも目立ちます。種牡馬としてはダートのスプリント戦はもちろん、芝のマイル戦などでもビッグタイトルを掴み取って欲しいという期待が高まりますし、日本の競馬文化や国内にいる多くの繁殖牝馬たちに馴染むであろう血統背景にも疑いはありません。

初年度の種付料は300万円(受胎確認後)に設定いたしました。たくさんのお申し込みをお待ちしております。

ドレフォン(Drefong)広告