ダイワメジャー産駒が2か国同日G1制覇の快挙。
12月8日(日)に阪神競馬場で行われた第71回阪神ジュベナイルフィリーズ-G1をレシステンシアが、香港のシャティン競馬場で行われた第29回香港マイル-香G1をアドマイヤマーズが優勝し、ダイワメジャー産駒が2か国同日G1制覇を達成しました。
まずは阪神競馬場で行われた2歳牝馬チャンピオンを決める一戦をレシステンシアが快勝。前走のKBSファンタジーS-G3に続く無傷の3連勝での達成です。勝ちタイム1.32.7は2006年にウオッカが記録した2歳コースレコードを更新し、グランアレグリア(父ディープインパクト)が記録した今年の桜花賞レコードと同タイムです。
父ダイワメジャーは、今回の勝利で4頭目の2歳G1勝ち馬(中央交流G1を含む)を誕生させました。元祖2歳サイアーチャンピオンとして安定した強さを見せつけました。今後も2歳戦を中心に、この勢いが続くことでしょう。
香港のシャティン競馬場で行われた香港マイル-G1に勝利したアドマイヤマーズは、今回の勝利が海外G1初制覇となり、今年のNHKマイルカップに続く三度目のG1勝利になりました。G1昇格後の3歳馬による同レース制覇は史上初の快挙で、日本馬としては2015年に勝利したモーリス以来になりました。
今年の香港国際競走では4レース中3レースで日本馬が勝利し、日本競馬のレベルの高さを世界のホースマンに知らしめる結果となりました。今後の日本競馬界は、世界中からさらに注目を浴びる存在になることでしょう。